Belugaの使い方

Belugaプロジェクトとは?

Belugaプロジェクトは、実空間内の様々な「モノの存在」を情報として認識すると共に、その情報をプライバシーを考慮した手続きを前提として扱えるオープンなインフラストラクチャの構築とその応用を目的とした研究プロジェクトです。

そのインフラストラクチャ部分の研究として、様々な自動識別技術を基盤としそれを応用する統一的な手法を提供し、我々の日常の様々な活動をエンパワーする一つのツールを提案します。

「モノの存在」を情報化する手法にはいくつかの方法がありますが、我々は最初の研究対象としてアクティブ型RF-IDタグシステムに着目しました。それは、実空間上に存在するモノを認識するためには、ある程度離れたところからでも認識できる必要があると考えたからです。環境構築に先立ち、数種類のアクティブ型RF-IDタグシステムを評価実験してみました。実際にキャンパス生活の場である教室、図書館、研究室、食堂の4つの場所で測定した結果、5〜10m程度の範囲でIDを読み取ることができ、生活環境をカバーするのに利用可能であろうと結論付けました。

これらの予備実験や様々なイベントでの実験などを経て、2004年の秋から2005年の夏にかけて、アクティブ型RF-IDシステムのリーダ約50台を主要な施設に試験的に設置すると共に、それらから得られた情報を蓄積・加工するバックエンドシステムとAPI(Application Programming Interface)の開発と試験稼動を行ない、2005年度の秋から本格稼動をはじめました。

この活動は、2003年度に文部科学省が「特色ある大学教育支援プログラム」(特色GP)として認定した「問題発見解決型教育の先導実践」の一部として行われています。

また、これまでの成果を一つの布石として、2007年度を目処に湘南藤沢キャンパスのすべての部屋で位置情報が利用できるよう準備を進めています。

我々は、このようなシステムが広く社会で利用されている「未来の社会」を想定し、実空間上の様々なモノが認識できる環境を提供し、その上で教育を実践することで「問題を発見し解決する能力」を身に付ける機会の提供ができると考えています。


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Last-modified: Wed, 05 Nov 2008 13:47:59 JST (1288d)